医王山安養寺

安養寺の本尊阿弥陀如来は鎌倉初期の仏師快慶作と伝えられています。阿弥陀如来の世界を安養浄土(極楽浄土)と呼ぶことから、安養寺という寺名は本尊に由来していると考えられます。

開山当初、安養寺は現在の位置より約1km西方にありましたが、大洪水で壊滅的な被害を受けました。応永3年(1396年)に増吽上人が現在の位置で再興し、さらに戦国時代の戦火を経て、延宝6年(1678年)に真榮上人が再興し現在まで続いています。

安養寺は高野山真言宗に所属しています。真言密教第八租空海から1200年を経て、高野山金剛峯寺409世座主義猛に教えが伝わり、安養寺現住職に伝法灌頂が授けられました。真言密教の系図としては第52代となります。