大自然と格闘!

新型コロナウィルスによる
自粛生活がやっと終りを迎え、
外の空気を満喫されてる方も
多いことと思います。
 
私が住んでいる兵庫県宍粟市では
幸い感染者が出ておりませんが、
高齢者が多いため警戒感は強く、
 
私の職場(安養寺)でも、
少なからず影響が出ております。
 
この3月末には、
80歳の老僧が引退し、
僧侶1人・事務職1人となり、
日程調整が必要となりました。
 
私が25年間担当していた
寺子屋学習塾も閉鎖となるなど、
もろもろの対応に追われています。
 
好ましくない変化に目を向けると、
どんどんリストが増えていきます。
 
一方で、好ましい変化に
目を向けてみると、こちらも
どんどんリストが増えていきます。
 
私の場合は、
・家族で夕食をとる機会が増えた。
・娘たちと話をする機会が増えた。
・娘の料理作りの腕が上がった。
・事務作業の遅れが取り戻せた。
・放置していた庭園整備が進んだ。
など…
好ましい変化が起きています。
 
なかでも、
庭園整備については、
 
長らく安養寺の庭園管理を
任されてた庭師が引退され、
新たな庭師がなかなか見つからず、
数年間、庭園管理を放置してました。
 
が…
新型コロナの影響を受けて、
仕事を自粛しておられる庭師に、
ここ数ヶ月の間、
安養寺専属で作業していただき、
かなり庭園環境が改善されました。
 
長年放置されてた密林を伐開し、
大きな楓を40本ほど植栽しました。
3月に植えたばかりの楓が、
すでに青々と葉をなびかせています。
この秋にも紅葉が見られると思います。
 
境内と裏山がかなり広く、
まだ途中段階ではありますが、
それでも整備の終わった境内には、
散歩に訪れる人が増えつつあります。
 
6月に入り、
緊急事態宣言が解除となり、
新しい庭師も忙しくなり、
安養寺専属とはいかなくなりました。
 
そこで、私自身も、
庭師からいろいろと教わり、
伐開作業を手伝うようになりました。
 
チェンソー、草刈機など…
道具も少しずつ増え始めています。
お盆明けには、
中古の軽トラも購入予定です。
 
さらに、
秋にはユンボの免許を取りに行き、
小型ユンボの作業も検討しています。
 
大学が休みになった息子に
伐開を手伝ってもらったのですが、
息子には「面白そう…マイクラやな」
と言われました。
 
マインクラフトという
ゲームアプリがあるそうです。
 
そのゲームの中では、
草原、森、砂漠、雪原など
さまざまな地形を切り開いて、
自由に世界を創造できるそうです。
 
草木に覆われた密林を伐開して、
庭園を造っているわけですから、
まさに、
マインクラフトの実践版という訳です。
 
密林を伐開していると、
古い井戸が出てきたり、
広い畑の跡地が出てきたり、
古い硬貨がざくざく出てきたり、
新たな発見もたくさんあります。
 
今後は
広い畑の跡地を開拓して、
何か栽培することも検討してます。
 
「広すぎて大変や…」と、
これまで腰が重くて、なかなか
手がつけれなかった作業ですが…
 
手をつけてみると、
意外と楽しいもので、
自由に空間を創造できると思えば、
なかなか贅沢な遊びともいえます。
 
天気のいい日の朝早い時間だけ
運動をかねて作業をしています。
 
新型コロナをきっかけに、
思いがけず見つけた新しい遊びです。
 
執筆者プロフィール
井上寛照
医王山安養寺住職
サイモントン療法認定スーパバイザー