サイモントン療法50周年記念 無料市民講座「がんと心の関係〜サイモントン療法の理論と実際」

1971年4月、放射線腫瘍医のカール・サイモントン博士は、喉頭がんで余命2ヶ月と宣告され、医学的になすすべのない60代の男性患者さんと向き合っていました。

人間のもつ希望の力が身体に及ぼす影響を確信していたサイモントン博士は、この患者さんに対してイメージ療法を中心とした心理療法を行い、その結果、この患者さんは(医学的には)奇跡的と言われる寛解を遂げます。

特筆すべきは、そのとき、患者さんがサイモントン博士に対して伝えた言葉が、「たとえあなたが今日ここで死んだとしても、私は生きますから安心してください。」というものであったことです。

このような、自分の治癒力を信じて前進する力を患者さん自身が獲得することは、サイモントンのメソッドの極意です。

サイモントン博士はこのケースを皮切りに、その後、生涯をかけて、がん患者さんと家族のための心理療法を開発しつづけました。

今年はその記念すべき50周年となります。

「病気は私たちが自然から離れたことに警鐘を鳴らすメッセンジャーです」
これは、アメリカの放射線腫瘍医で心理社会腫瘍医のカール・サイモントン博士の教えです。

自然界は常にバランスを取ろうとしています。
そして、私たちも自然の一部であり、私たちの中にもとるべき大切なバランスがあります。

そのバランスは、身体面のみならず、心理面、社会面、そしてスピリチュアルなバランスをも含みます。
それらが崩れてしまったことを教えてくれる、メッセンジャーとしての病気は必ずしも攻撃者とは限りません。

病気のメッセージに耳を傾け、新たな一歩を歩み始めることでバランスを取り戻すことができたのなら、
私たちの健康も人生もより豊かなものとなるでしょう。

近年、日本でもウェルビーイングという概念が知られるようになっています。

心身の健康だけでなく、その人の人生に対する満足度や幸福度なども含む概念となるこの言葉を日本語で一言で説明するのは難しいです。

サイモントンのプログラムでは、私たちが崩してしまったバランスを取り戻し、ウェルビーイングと人生を取り戻すのに、以下のようなトピックを設け、包括的なアプローチを行います。

・私たちの本質
・病気のメッセージ
・感情と私たちの関係
・イメージのちから
・ストレスと病気の恩恵
・希望・信頼・内なる叡智
・死生観
・サポートとコミュニケーション
・遊び
・2年間の健康プラン

サイモントンのメソッドは世界各国で提供されており、昨今ではがんの臨床以外にも、ストレスマネジメントやメンタルヘルス、また自己啓発の分野でも役立てられています。

今回の市民講座では、サイモントン博士の教えをダイジェスト版でみなさんにご紹介し、博士が開発したイメージ療法(瞑想)にも一緒に取り組みます。

いま病気と向き合っている方、サポーターの方、医療従事者の方、また、病気の予防や健康増進に役立てたい方などにお役立ていただける機会です。

オンラインですので、治療中や入院中の患者さんも、どうぞお気軽に、ソファやベットに横になりながらでもご参加ください。

この機会に、なにかひとつでも皆さんの健康と豊かな人生のためのヒントを得ていただければ幸いです。

みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

サイモントン療法認定トレーナー・心理療法家
川 畑 の ぶ こ

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【テーマ】「がんと心の関係〜サイモントン療法の理論と実際」オンライン講座
【講 師】 川畑のぶこ(サイモントン療法認定トレーナー・心理療法家)
【日 時】 2021年4月24日(土)
      13:00-14:30 (12:50から待機いただけます)
【参加方法】Zoomによるオンライン講座 *お申込み後、参加者用リンクと参加方法が表示されます
【参加費】 無料
【定 員】 100名(定員になり次第締め切らせていただきます)
【対 象】 どなたでもご参加いただけます
【お申込先】Peatix | サイモントン療法50周年記念 無料市民講座

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